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ポートフォリオとは保有資産の個別の明細のことをさします。
全体でどんなものを保有しているのかを把握することができます。
自分のポートフォリオに何が入っているのか?
投資を始めたばかりの人はあまり気にしていないことも多いのではないでしょうか。
ポートフォリオを考えて投資することでリスクを抑えて、期待するリターンを狙うこともできます。
ポートフォリオ理論として長年研究もされてきたテーマです。
ポートフォリオを使いこなすことは厳しい投資の世界を生き抜くのに役立つスキルです。
ではどうやって活用するのか?
ということで今回はポートフォリオについて解説していきたいと思います。
この記事ではポートフォリオとは何か、基本と活用法や注意点などまとめています。
初心者にもわかりやすいようになるべく簡単に解説しています。
後半ではポートフォリオ例も載せていますので、参考になれば幸いです。
それでは行ってみましょう!
当記事は個人的に投資情報をまとめた記事となっています。内容は正確なものを心がけて作成していますが、その内容を保証するものではありません。また当記事内の銘柄への投資を勧めるものでもありません。投資判断についてはご自身で調べた内容をもとにご判断ください。当記事内容をもって投資判断されませんようにお願いいたします。万一、当記事をもとに損害を被ったとしても当方では一切の責任を負うものではありません。
ポートフォリオとは何か?
- ポートフォリオとは何にどれだけ投資をしているか、その全体の構成を意味する言葉です。
例えば、A株に10%、B株に30%、C債権に60%といった詳細なものです。
ポートフォリオを見ればどの株や、商品に投資しているか、いくら投資しているかを把握することができます。
- もう少し大まかに分類した構成をアセットアロケーションとも言います。
例えば、株式40%、債権60%といった大まかな資産ごとの配分です。
- ポートフォリオとは保有する個別商品で分類された全体構成
- アセットアロケーションとは資産種類ごとで分類された全体構成

ポートフォリオで何ができるのか?リスク(変動)を抑える、リターンとリスクの調整
投資をポートフォリオで考えることのメリットには次のことが挙げられます。
- 分散して投資することで、取り返しのつかない損失を避ける
- 複数の資産を組み合わせることでリスクを抑えることができる
- 組み合わせによって、リスクとリターンの調整
分散することの一番のメリットは全損の可能性を劇的に下げることです。
これは分散しないケースを考えるとよくわかります。
よく使われる例えとして、卵の入ったカゴの話が引用されます。
もし持っている卵すべてを1つカゴに入れていた場合、カゴを落とした時に全ての卵は割れてしまうでしょう。
ですが、カゴを2つにして、それぞれに卵を入れていた場合はどうでしょうか。
例え1つのカゴを落として卵が割れてしまっても、もう一つのカゴの卵は割れずに済みます。

これは投資でも同じことが言えます。
分散せずに資金を全て気に入った1銘柄だけに投資したとすれば、もしその銘柄が倒産してしまったら全損になってしまい、投資は続けられないでしょう。
これはリスクが非常に高い投資で、ギャンブルに近いものです。(そういう投資スタイルもないわけではありません。ですが初心者は避けるべきです。)
そういった取り返しのつかない損失を避けるためには分散投資が役に立ちます。
ポートフォリオは組み方によってリスクが抑えられることが知られています。
ここでいうリスクとは変動を指します。
例えば株はリスク(変動)が大きいと言われます。100%上昇することもあれば、50%下落することもあります。
振り子の振れ幅のように、結果がどれだけ変化するか?をリスクと言います。
- リスクを抑えるとはどういうことか?
価格が下がった時に、反対に上がる資産を持っておくということです。
資産Aが20%下落して、資産Bが20%上昇したら、全体での変動は抑えられます。
株や債券などの価格にはサイクルや波があります。
この上下の波を組み合わせることによってリスク(変動)を抑えることができるのがポートフォリオです。
また、活用するためには資産の特徴や、資産同士の相性などを知っておく必要があります。
【下図、資産1、資産2が逆の動きをすることで、全体を表す真ん中の線は緩やかな動きになっている】

金融庁HP 資産形成の基本 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/invest
ポートフォリオのデメリット

ポートフォリオについてのデメリットは次のことがあります。
- 分散することで大きいリターンの可能性が下がる
- 管理する銘柄が増える
銘柄数が多くなればなるほど、1銘柄が全体に与える影響は小さくなっていきます。
運よく大きく上がる銘柄がポートフォリオに1つあっても、全体への影響は小さくなります。
かといって、10銘柄投資して、10銘柄とも大きく上昇するということは滅多にありません。
そういう意味では集中投資している方が、大きいリターンは狙いやすいとも言えます。
分散投資することで、保有する銘柄が増えることになります。
それぞれを管理するのは、少ない銘柄を管理するよりも手間がかかります。
また増やすほどに1つごとの分散効果は小さくなっていきます。
つまり、分散するのは意味があることですが、分散しすぎてもあまり意味はないということです。
ポートフォリオを組む際の注意点!よくある間違い
ポートフォリオを組むには注意すべき点がいくつかあります。
注意しなければ、バランスをとったポートフォリオを作ったつもりが、思った効果が出ない可能性もあります。
ポートフォリオを活用する主な注意点に、次のことが挙げられます。
- 正しい相関関係になっているか
- 同一のカテゴリーではないか?被っているケースにご注意
- 全てのリスクを消し去ることはできない
- ポートフォリオの目的を忘れない
- 思うよりも自分のリスク許容度は低い、慎重に
- うまくいかない時にどうするかをあらかじめ決めておく、恐怖で売らない
分散によるリスク軽減にはお互いが逆の動きをすることが重要です。
同じ動きをした場合はリスク軽減効果は大きくありません。
ポートフォリオ内のある銘柄が下がった時に、ある銘柄が上昇することで全体の変動が抑えられることを話しました。
では、ポートフォリオ内の銘柄が同じ動きをする銘柄ばかりを持っていた場合はどうなるのか?
例えば、銘柄Aが30%下落した時に、銘柄Bが30%下落した場合、全体でも30%の下落です。
これではリスクの軽減にはなりません。
つまり、お互いが別々の動きをするものに投資をする必要があるということです。
【下図、相関係数の例。その時々の環境によっても変化していく。】

ピクテ・ジャパンHP 分散投資実践編④〜分散投資の効果〜 https://www.pictet.co.jp/basics-of-asset-management/new-generation/implement-diversified-investment/20230525.html
そんな場合は相関係数を見れば、おおよそ関係がわかります。
相関係数とは、資産同士の動きの関係を数値で表したものです。ちなみにお互いの動きの関係性を相関と言います。
- 相関係数の読み方
相関係数が0<1 同じ方向に動き、1が完全に同じ動き、0から1に近づくほどその関係は強い
相関係数が0 全く関係のない動き
相関係数が−1>0 逆の動き、−1が完全に反対の動き、0から−1に近づくほどその関係は強い
つまり、相関が0から−1の資産がバランスよく入っていることが大事ということです。
相関が大事だということを話しました。
つまりは、
- どういう性質のものに投資しているのか?
- どういうカテゴリーのものに投資しているのか?
といったことを知る必要があります。
大まかには国内株、外国株、国内債券、外国債券、不動産、ゴールド、コモディティなどがあります。
さらに細かく分類することもできます。
よくある失敗としては、
- 分散したつもりが同じカテゴリーの投資商品にばかり投資していた
分散投資しているつもりが、ポートフォリオがテクノロジー株ばかりであったり、期間が違うだけの債券だけのポートフォリオになっていたり。
カテゴリーが同じ場合、同じ方向に動く可能性が高く、リスクの軽減効果はあまり期待できません。

- 全世界型のETF、投資信託などで分散したつもりが、中身は偏っていた
VTIやVTなどの組入数の多いETF銘柄であっても、中身を見てみると大型のテック株のウェイトが大きいです。
組合わせる銘柄にテック株ばかりを入れてしまうと、さらに同じカテゴリーのウェイトが増えてしまうことになります。
投資信託やETFといった複数の銘柄で構成された商品は、中身の構成も注意が必要です。
分散は投資銘柄は増やせば増やすほどリスクは下がっていきます。歴史的にも実証されてきた有効な方法です。
ですがリスクをなくすことはできません。
マーケット全体が下がる時には、その影響を受けて下がることもあります。
相関を使って投資をしても、相関はその時々で変化していきます。
思ったような動きをしない可能性もあります。
つまり、リスクを無くせるわけではないこと、思うようにいかないリスクも十分あるということです。
ポートフォリオは組むのは、目的の達成のために、最適なリスク、リターンを調整して確率の高い投資をするためです。
何のために投資しているか?
ということを忘れてしまうと、無駄にリスクをとった投資になっていたり、ポートフォリオのバランスが崩れてしまう可能性があります。
バランスを崩したポートフォリオでは望んだパフォーマンスが出ないかもしれません。
時間と共にバランスが崩れたポートフォリオは、リバランスをするのが有効です。
ポートフォリオを組む際にはどれくらいのリスクを引き受けて、リターンを取るのか?という問題があります。
リスクを取れば、リターンは大きくなります。
ですが、思ったよりも高いリスクにさらされると冷静な判断ができない可能性があります。
いざ恐ろしい急落にあってしまうと眠れなくなる。怖くなって売ってしまうということはよくあることです。
経験してわかることもあります。
自身のリスク許容度についてはよく検討してみる必要があります。
また、長く投資をしているとマーケットの急落に遭遇することもあるでしょう。
ポートフォリオを組んでいても大きな影響を受ける可能性があります。
投資をしていてよくないのは不測の事態が起きた時に、怖くなって底値で売ってしまうことです。
いざ、その場面に遭遇するとなかなかいい判断はできないものです。
対策として、前もってどうするかを決めておくことは、冷静な判断の助けになります。
ポートフォリオ例の紹介

ということでポートフォリオとはなんなのか?というのを見てきました。
実際のポートフォリオ例を今度は見ていきたいと思います。
- リスク許容度別に見たポートフォリオ例
- 年代別に見たポートフォリオ例
- 定番の投資割合、60/40ポートフォリオ
- 世界最大の年金運用機関投資家GPIFのポートフォリ
- 有名投資家レイダリオ氏のオールウェザーを基にした、オールシーズンポートフォリオ
リスク許容度別のポートフォリオ例
リスクに対する感じ方は人それぞれあり、自身のリスク許容度にあった投資が大事です。
リスク資産と安全資産をどれくらい保有するのか?を選択してリスクを調整するのも一つの方法です。
ここではリスク資産として株式、安全資産として債券を主に例示して解説しています。
実際はもっと多くの選択の中から選ぶことになると思いますが、ここでは分かりやすくするために株式と債券を例に説明しています。
基本的な考えをまずは解説して行きたいと思います。
リスクタイプ別に見ていきましょう

株価の大きい変動もそんなに気にならない、投資期間が30年など長期での投資ができるなど、リスク許容度が高い人はリスク資産を多く組み込むことができるかもしれません。
基本的にはリスクが大きいほど、リターンも大きくなるのが期待できます。
株式90%、債権10%。主には株式への投資を増やします。
国内株だけでなく新興国株や、外国株なども組み込むことでリターンを引き上げが期待できます。
リスクは高いものの、高いリターンを狙っていけるポートフォリオです。

株価の大きすぎる動きは避けたい、投資期間が20年以上など、リスク許容度が中程度の人。
リスクとリターンのバランスをとったポートフォリオです。
積極型よりも債券の組み入れを増やすことで、変動を抑えることが期待できます。
その分、株式の比率が少なくなるので、大きなリターンも抑えられることになります。
株式60%、債権40%。リスク、リターンのバランスをとった運用スタイル。

価格の変動は小さく抑えたい、投資期間が10年以上など、リスク許容度が低い人。
安全性を重視したポートフォリオ。
バランス型よりさらに債券の組み入れを増やすことで、下落のリスクを抑えることが期待できます。
その分、株式の比率は下がるので、リターンは抑えられたものになります。
株式40%、債権60%。債権をメインに、大型株などの値動きの安定した株式を組み入れることで安定した運用を期待できます。
年代別ポートフォリオ例

次は年代別の投資スタイルについて見ていきましょう。
これは収入、家族構成、目標など個々人の状況によって大きく異なる部分でもあります。
ですので、ここでは一般的に、年代によってどういう点に気をつけてポートフォリオを組むのがいいのか、ということを見ていきます。
長期での運用ができる世代です。時間を味方につけることが期待できます。
投資で失敗しても、仕事や取り返せるだけの時間で補える可能性が高いです。
積極タイプのポートフォリオを軸に、年齢や自分のリスク許容度に応じて債券割合をどうするかを決めていく。
人によっては100%株式の選択肢もありえる。
退職前後でリスク許容度は下がってきている時期。バランスをとった運用。
ある程度、リスク資産とのバンランスをとる世代。
健康状態や、仕事の継続、資産状況などで長期投資も可能。
リスク許容度が一番低い世代。失敗できないので安全を重視した守りの投資。
リスク資産は無くさないまでも、大幅に減らし、安全資産の割合を増やします。
ただ、近年では長寿化が進んでいるので、80、90歳と長く生きることも考えられるようになりました。
健康状態やライフスタイルによっては、投資も少しリスクをとったものでもいいかもしれません。

有名なポートフォリオ例

60/40ポートフォリオとは株式に60%、債券に40%投資するポートフォリオです。
sp500のETFなど分散化された株式と、10年米国債などで構成されるのが一般的です。
歴史的に安定したリスクとリターンであった為、バランス型のよく知られたポートフォリオです。
シンプルで簡単な構成であり、ある程度のリターンと安定感から歴史的によく利用されてきたスタイルです。
手間をかけずバランスをとった投資を目指す人向きです。
ただ最近は金利政策の変化など、昔ほどの有効性があるのか疑問視する声もあります。
世界最大の年金運用機関であり、日本の年金運用をになっているGPIFはポートフォリオを公開しています。

GPIFは100年という超長期での運用を行なっています。
できるだけ低いリスクで、長期で安定したリターンを目指して運用されています。
具体的にはインフレといった影響を除いて年間1.7%のリターンを目指しています。
2001年から2023年では年平均4.24%のリターンを達成しています。
定期的に投資配分方針の検討が行われています。現在は上図の配分で運用されています。
- 安全とリターンが望めるポートフォリオ
株式への配分が50%、債券への配分が50%あり、安全性とリターンを見込めるポートフォリオです。
国内債券、外国債、国内株、外国株に25%ずつが基本のポートフォリオです。
基本からの乖離があった場合に乖離率を定め、その範囲を超えないようバランスがなされます。
- 海外資産への投資で分散効果
国内でのリターンの低さから、海外資産への投資が近年増加してきました。
海外資産への投資をすることで、高いリターンと、分散効果があります。
為替ヘッジなし海外資産の分散効果
為替ヘッジをしない場合、海外資産は為替の影響を受けて、為替によって損が出る可能性があります。
なぜ、為替をヘッジしないのか?
GPIFは国民生活の観点から購買力を見ており、購買力の観点からは為替はどちらに動いてもいいというスタンスがあるからです。
どういうことかというと、
ドルが安くなり、ドル建て資産の円での価値が下がって損がでたとしても、、、国民生活としては、強くなった円で海外の物が安く買える。
もしドルが高くなれば、、、その逆が考えられます。
つまり、為替で損しても、購買力が上がっているならバランスして影響は小さいだろうということです。
また、ヘッジをしないことでヘッジコストをかけずに運用ができます。
- 購買力で見れば、為替ヘッジしない選択もある
- 為替ヘッジコストがない分、リターンが出しやすい
オールウェザーとは?
世界最大になったこともあるヘッジファンド、ブリッジウォーターの創設者でもあるレイダリオ氏。
彼が考案したオールウェザーポートフォリオは、どんな投資環境にも対応できることを目指したポートフォリオです。
雨の日も嵐の日もどんな天候でもやっていけるということでオールウェザー(全天候型)ということです。
オールシーズンは個人投資家が利用できるように考えられたもの
高度な金融工学を駆使したオールウェザーは機関投資家や富裕層に販売されており、最低投資額1億ドルなど、一般的な個人投資家はまず利用できません。
ですが、同じコンセプトで個人投資家が組めるポートフォリオの例としてオールシーズンポートフォリオが語られたことがあります。
オールウェザーほど完璧でも完全でもないとしていますが、参考になります。

株式を含めつつ、債券は多めのポートフォリオです。金、コモディティが一部組み入れられています。
経済状態、インフレ、デフレでそれぞれパフォーマンスがいいもの、悪いものをバランスよく配分したポートフォリオです。
株式が30%に対して、債券が55%と大きいのは、株は債券より大きく動きやすいからです。
そして株と債券は逆の動きをしやすいことで知られています。
コモディティ、金はインフレ時に強く、株と債券は低インフレ時に強い。
インフレ期、デフレ期、経済下降期、経済成長期でも安定とリターンを期待できるポートフォリオ。
ただ最近は、金融政策と株式の動きが想定と異なるなど、必ずしも安全とは言い切れないのは注意が必要です。
ポートフォリオの組み方

ここからはポートフォリオの作成の仕方について解説していきたいと思います。
作成手順は次のとおりです。
- 目標を決める
- 予算を決める
- リスク許容度、リターンなどを考慮して資産配分を決める
- 具体的な商品の購入
- 定期的なリバランス
それによって、いつまでに、どれくらい必要になるのかわかってきます。
まずは何のために投資をするのかを明確にします。
どれくらいの金額を投資できるのか。
積立をするのか、まとめて投資するのか。
今後の追加投資はどうするのかを検討します。
家族構成や年齢、投資期間など自分のリスク許容度や想定リターンを検討します。
リスク、想定リターンにあったポートフォリオの資産配分を決めていきます。
具体的な商品から想定されるリターン、リスクを計算して、実際に投資をします。
ポートフォリオヴィジュアライザーなどのサイトを使えば過去のリスク・リターンを試算することもできます。
ポートフォリオを作成後、時間が経つにつれ当初のバランスが時間とともに崩れてきます。
そういった時にバランスを調整することをリバランスといいます。
価格が上昇して全体に占める割合が大きくなった銘柄を売って、逆に価格が下がって割合が小さくなった銘柄を買います。
こうすることでバランスが整い、自然と高い銘柄の利益で、安くなった銘柄を買うことができます。
投資初心者はまず慣れることから

ということでポートフォリオについて解説してきました。
色々説明してきましたが、投資初心者の方には自分のリスク許容度はどんなものか?については見えにくい部分です。
これは実際に投資をしてみるのが1番よくわかるかもしれません。
損してもいい程度の金額で、投資をしてみて、どの程度価格の変動があるのか、自分はどう感じるのかを確かめていくことです。
その中で、ここまでは怖いと思っていたが、意外と大丈夫だな。とか、ここまですると夜も眠れないかもというのがわかってくると思います。
一般的に言えるのは、自分はリスクには強いと思っていても、相場の急落で株を手放す人が多くいるということです。
初心者の方はまずは無理しない程度に投資をしてみて、慣れることから始めるのがいいと思います。
ポートフォリオを自分で作るのは面倒だ、投資にかける時間がもったいないという人は、投資のプロを頼るのも一案です。
参考・ポートフォリオを作るツール
金融庁ホームページからライフプランのシュミレーションができます。
条件を入力すれば、資産の推移が確認できます。
こちらはポートフォリオを作成する際のバックテストができます。
色々な資産をテストすることができます。英語のサイトです。
保有資産をポートフォリオにしてみやすくしてくれます。
有料プランにすることで複数の証券会社の保有株をまとめて表示してくれます。
1社だけであれば無料で利用できます。
紹介コード『UMq0』でプライムの無料特典が1ヵ月分追加されます。(7月15日時点)
まとめ
ということで今回はポートフォリオについて解説してきました。
ポートフォリオはより安全に投資を活用するためには必須のツールです。
リスク許容度の違いや、目的によって個人にあったポートフォリオを見つけるのが重要です。
大きくは債券と株のバランスから始めて、慣れてくればプロのポートフォリオを参考にしながら、より複雑なポートフォリオにしていくのもいいと思います。
ポートフォリオは目的をはっきりさせて、自身のリスク許容度や必要とするリターンなどから資産配分を決めて具体的な商品に投資していくとやりやすいです。
ポートフォリオの管理には便利なツールもあるので活用するといいです。
ポートフォリオを作るのが面倒な人はプロの手を借りるのも一案です。