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【書評】『投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識』ハワード•マークスのまとめ

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投資の神様、ウォーレンバフェットが絶賛し、バークシャー•ハサウェイの株主総会では全員にこの本を配りました。

『極めてまれにみる、実益のある本』と評しています。

それだけに内容は学べることが多かったです。

特に長期投資をする人にはおすすめな内容だと思います。

投資で一番大切な20の教え 賢明な投資家が知らない隠れた常識 [ ハワード・マークス ]

この本の作者

ハワード•スタンリー•マークス(Howard Stanley Marks、1946年4月22日)

米資産運用大手オークツリー・キャピタル・マネジメントの共同創業者兼会長。

米投資界の重鎮の1人で、ウォール街のオピニオンリーダーとして発言は注目を集めています。

長年顧客に送り続けたレターを元にして書かれた『投資で一番大切な20の教え』はベストセラーです。

現在もオークツリーの会長をしています。

この本でわかること

  • ハワード•マークス氏が長年培ってきた投資の経験から得た投資で大事なことがわかります。
  • 投資の考え方、市場、株価評価、リスク、サイクル、心理など多岐にわたる知見

本書で書かれた知見は投資をする上で、作者自身の道標ともなっている重要なものです。

ここに書いたのは私が信じていることであり、進むべき道を示してくれる道標だ。

『投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識』

この本を読んでいて、特に長期投資について考える時に参考になるなと思いました。

長期で投資を続けるには、大きい下げ相場から資産を守ることが大事だと思います。

どういう時に人は間違い、市場は加熱するのか。

バブルが弾けるに備えてどうポートフォリオをつくるか。

落とし穴を避けるためには大事なことはなんなのか。

読み進めるとどういう状況を気をつけるべきかがわかってきます。

本の評価 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

本書の評価
おすすめ度
 (5)
読みやすさ
 (3)

投資の落とし穴を避けるために書かれた投資解説書

おすすめ度•星5 】一つ一つの話が投資判断の注意すべき重要な点を教えてくれています。役に立つと思います。

読みやすさ•星3 】いわゆるマニュアル本としては書かれていないため、投資に慣れてきた人向き。

特に読んで面白かったところを紹介

相場のピークで起こる難しいことを学べる

本書では相場のピークでの売買の心理的な注意点について教えてくれます。

どのような状況が起こり売買が行われていて、一筋縄ではいかない状況があるか本書では解説しています。

バブル時に起こりやすいことなど、相場に惹きつけられやすい要因を知ることができます。

本書でその状況を読んでみて、相場の大底やピーク時に冷静に判断をする為の注意点があらためて意識できました。

理由を考えると確かに難しそうです。

自分でもそうなりそうだなと思います。

相場の状況を知って、それなりの心づもりや対策が必要になってくるということがわかりました。

落とし穴を回避する為に出来ることを学べる

投資を成功させるうえで最終的にカギとなるのは、価格と本質的価値の関係だ。

『投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識』

本書では本質的価値を理解しておくことの重要性について度々言及があります。

落とし穴を避けるためには、どうすべきか本書では手がかりとなる例を教えてくれます。

その一つとして本質的価値についても言及があります。

本質的価値がいかに投資に影響を及ぼすかがわかります。

私自身、投資をする際にチャートや勢いや割安そうで投資を考えたりしましたが、

投資を考えるうえではまず本質的価値を理解することから始めようと思いました。

また本書ではリーマンショック時を例にどんな状況でバブルが起こったかを紹介しています。

バブルが弾けるまでに時間はかかったものの、おかしな状況というのは確かにあったようです。

そういった本書に書かれているような例に目を向けることで、バブルの兆候の気づきが得れる可能性は高まりそうです。

本書は実質的価値に目を向けて投資を続けていくことの重要性に気づかせてくれます。

本書を読むことで過大なリスクを回避しながら投資を続ける為のアイデアに気づかせてもらえました。

本書を読んで本質的な価値を知ることが投資をする上でまず押さえないといけない事のように感じました。

リスクとリターンについて学べる

逆境で生き残る能力を確実に身につけることと、良い時期にリターンを最大化することは両立しないため、投資家はこの二つのバランスをどうとるか、決断しなければならない。

『投資で一番大切な20の教え』

もう一つなるほどなと思ったことはリスクとリターンの関係でした。

本書ではリスクとリターンのバランスをどう取るかというポートフォリオ内の問題を教えてくれます。

リターンとリスクの関係を読むとあらためてポートフォリオの組み方について考えさせられました。

自分のポートフォリオのリスクはこれであっているのか?

そのリターンとの関係はこれでいいの?

目的にあってるのかな?という疑問を抱きました。

本書ではリスクとリターンについて考えを深めることができました。

本書を読めば余計なリスクについて敏感になる気づきがあると思います。

安全性を高めた投資を考える上で勉強になる内容でした。

リスクとリターンの関係に注意して適切な投資を考えるのはいい考えだと感じました。

本書ではそういったリスクとリターンについて学ぶことができます。

適度に安全性高く投資のメリットを受けるにはいい方法だと思いました。

本書を読んだまとめ

バフェットも絶賛した投資界の重鎮ハワード•マークスの本というだけあって非常に勉強になる本でした。

投資をする上で注意したい事がセクションごとに書かれています。

どれ一つとっても投資をする上では重要な事と本人が言うように、投資をする上で押さえておきたい事ばかりでした。

今回の記事では私自身が特に面白かったところをピックアップして紹介しましたが、本書では20のセクション分けて説明しています。

どれも投資で大事な内容だと思いました。

市場の読み方、リスクの考え方、本質的価値など長期投資で役立つ気づきが多かったです。

投資をする上では読んでおいて損はない内容ではないかと感じました。

安定した投資や長期投資を考える人におすすめです。読むべき価値ある本でした。

投資で一番大切な20の教え 賢明な投資家が知らない隠れた常識 [ ハワード・マークス ]

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