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【書評】インデックス投資の学び『敗者のゲーム』チャールズ•エリスのまとめ

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『敗者のゲーム』は長期のインデックス投資が有効な投資法である事を教えてくれる本です。

マーケットや投資信託、投資のリターンの仕組みなどを解説しながら、最適な投資とは何かを教えてくれます。

本書に書かれる内容を知れば、インデックス投資を取り入れたくなると思います。

長期投資に関する知識が深まり、安定した資産運用に一歩近づけます。

この記事では『敗者のゲーム』を読んだレビューをします。

敗者のゲーム[原著第8版] [ チャールズ・エリス ]

この本の作者

チャールズ•エリス(Charles “Charley” D. Ellis 1937年10月22日) 

米国の投資コンサルタント。グリニッジアソシエイツの設立者。

投資顧問会社、投資銀行の経営、コンサルティングや数多くの団体の理事、ハーバード、イエール大学の教員などを勤める。

投資専門職で生涯にわたる貢献によりCFA研究所により認められた12人のうちの1人。

『敗者のゲーム』に代表されるインデックス投資についての考察で有名。

この本でわかること

  • インデックス投資の優れたメリットがわかります

インデックスに勝つとはどういうことなのか?インデックス投資のメリットがわかります。

長期投資での運用方法について理解が深まります。

  • 初心者にもわかりやすい内容でした

多くの例えや一部グラフも使われていて、内容もわかりやすく書かれていました。

この本の評価⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

『敗者のゲーム』
おススメ度
 (5)
わかりやすさ
 (4)

長期投資、インデックス投資を始める人におすすめの本です。

メリット、問題点がわかり非常に参考になります。

長期投資、インデックス投資について初心者にも分かりやすく書かれています。

長期•インデックス投資を学ぶ意味では『ウォール街のランダムウォーカー』より学びやすい本です。

『敗者のゲーム』とは何か

まず『敗者のゲーム』とはなにか、本書ではテニスを例に説明しています。

「勝者のゲーム」では勝者のウィニング•ショットにより勝者が決まるが、「敗者のゲーム」では敗者のゲームによって勝負が決まる。

『敗者のゲーム』

『敗者のゲーム』ではより失敗をしなかった方が勝利します。

本書では投資機関などをはじめ優秀な人材が市場に参加するようになり競争が厳しくなったといいます。

その結果、投資は『敗者のゲーム』へと変わったと主張します。

基本的に市場参加者はみな優秀で周りよりいいパフォーマンスを出すことは難しいことです。

そこでは周りよりうまくいく事より、間違う事の方が周りと差がつきやすくなります。

それは『敗者のゲーム』とも言えます。

本書で特に面白かったところを紹介

インデックス投資の優秀さが学べます

「市場平均を超える」という目標に反して、アメリカのプロの運用機関は全体として市場平均に負けているのである。

『敗者のゲーム』

本書ではインデックス投資を推奨しています。

  • なぜインデックス投資がいいのか
  • インデックス投資の過去のパフォーマンス
  • どう活用するのがいいのか

といったことが学べました。

インデックス投資については『ウォール街のランダムウォーカー』で優秀さを勉強しましたが、さらに詳しくインデックス投資について知ることができました。

インデックス投資がなぜプロの運用機関より相対的にいい運用ができるのか?

投資を始めたばかりの頃には思いもしないことですよね。

プロなのにインデックスに勝てないのってどうなんだ?

何で勝てないの?素朴な疑問が浮かびます。

実際、過去のデータをみてもプロの運用機関もほとんどがインデックスに負けています。

一つの要因として機関投資家自体も市場の一部だということが言われています。

なぜなら機関投資家そのものが市場なのだから、機関投資家全体としては、自分自身に打ち勝つことはできないのだ。

『敗者のゲーム』

ん?機関投資家自体も市場??

言われてみれば確かにそうですよね。

読み進んでいくとなぜプロでもインデックスに勝つのが難しいのか

さまざまな理由を教えてくれます。

簡単にインデックスって上回れそうな気もするんですが、なかなか難しいんですね。

長期投資をする上で重要な考え方が学べました

本書では長期投資の有効性についても学びになりました。

  • 長期投資をすることでどんなメリットがあるのか
  • 長期ポートフォリオを組む上で気をつける事は何なのか

本書を読むことで勉強になりました。

十分な期間が与えられれば、一見魅力的とは思えない運用も大変有効なものになる。

『敗者のゲーム』

長期でみるのと短期で見るのとでは世界が違うという事でしょうか

長期投資の活用法を知ることで、あらためて自分の投資が何を目的にしているのか考えさせられました。

長期投資とインデックス投資は投資を活用する上では大事なことのようです。

もともと安全に長期でそこそこのリターンを上げれたらいいと思っていたのですが

長期投資とインデックス投資はその手がかりにできそうに思います。

他にも長期投資をする上で気をつけたいことなど、老後のお金の準備についてなども言及があります。

将来の資産形成を考える上で勉強になりました。

まとめ

本書を読んであらためて感じた事は

  • 時間を味方にしてインデックス投資することの重要性

です。

本書の長期投資とインデックス投資の詳しい話しは説得力があります。

投資の初心者から中級者の人向けです。

インデックスってあんまり知らないなという方は是非読んでみることをおすすめします。

安定した長期投資の参考になると思います。

敗者のゲーム[原著第8版] [ チャールズ・エリス ]

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