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【書評】『オニールの成長株発掘法』上昇株を掴む方法について学ぶ

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オニールの成長株発掘法第4版 良い時も悪い時も儲かる銘柄選択をするために (ウィザードブックシリーズ) [ ウィリアム・J.オニール ]

米国株投資で有名なじっちゃまが以前紹介されていたのを見ました。

じっちゃまの投資法を少しでも理解したい!

じっちゃまの投資哲学の参考になるのではないかと思い読んでみました。

  • 大きく値を伸ばす銘柄値の特徴とは?
  • どうやって株価が形成されていくのか?

がわかり非常に勉強になりました。

この本を一言であらわすと『大化け株を見つける方法』です。

この本を読めば

  • 大きく株価が上昇する銘柄の特徴がわかります
  • 銘柄分析のポイントが身につきます
  • じっちゃまの言葉の意味がよりわかるようになります

今回は『オニールの成長株投資法』をレヴューしたいと思います。

投資の勉強にはとても良い本です!

この本はこんな人におすすめです
  • 大きく株価の上昇する銘柄について興味のある人
  • 銘柄分析のポイントを知りたい人
  • じっちゃまの投資法を少しでも知りたいと思っている人

この記事はオニールの成長株投資法【第4版】をもとに書いた記事です。

この本の作者

この本の作者はウィリアム•J•オニール氏です。

•1953.3.25オクラホマで生まれる

•1958 株式仲買人になる

•1960ハーバードビジネススクールで研究、CAN-SLIM法を発明

•1963年最年少でニューヨーク証券取引所の会員権を得る

•ウィリアムオニールアンドカンパニーを設立

•投資情報誌『インベスターズ ビジネス デイリー』、プロ御用達の企業分析ツール『marcket sumith』など提供

本書原題 『How to Make Money in Stocks –A Winning System in Good Times Or Bad』

米国投資界のレジェンドであり、彼が発明したCAN-SLIM法を用いた成長株投資は有名です。

この本でわかること

大きく株価が成長する株の特徴がわかります

大きく株価が成長する株には特徴があります。

著者は過去の大化け銘柄を徹底的に洗い出し、その特徴を見つけました。

本書ではそうした大化けした銘柄の特徴とチャートパターンも多く載せられています。

成長株をうまく利用する投資手法がわかります

成長株を見抜いただけでは投資が成功するとは限りません。

そこにはリスクも存在します。

本書ではどう相場に合わせて投資をすれば利益を得れるのかが勉強できます。

本書では、株式市場で大化け銘柄を選ぶ方法、およびそこから生み出される利益を確定する方法を学んでいく。さらに、失敗や損失を大きく減らす方法も学ぶ。

オニールの成長株発掘法

この本のおすすめ度⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

おすすめ度 星5

銘柄選択から、成長株を活かす売買戦略まで銘柄選択の重要なポイントがわかる。

とても勉強になる内容で、何度も読みたい本でした。

本の難易度 ある程度知識のある初級者〜中級者向け

チャートによる説明が多くのっています。

最初見た時はチャートの何を指摘しているのかわかりませんでした。

本の内容も投資のサイクルや商品など幅広く説明があり、かつ500ページ以上あるので長いです。

読みこなすにはある程度知識があった方がいいです。

内容はバイブル級で非常にいいです。文句なくおすすめです。

理解するには何度も読むことをお勧めします。

成長株の特徴CAN-SLIMは必見

われわれは過去に大きく成長した銘柄を分析し、そのどれもに7つの共通する特徴が備わっていることを発見した。

オニールの成長株発掘法

過去1880年からの大化け株1000銘柄以上を研究しています。

本書では著者が考案した投資の大事な要点7つの頭文字をならべて『CAN-SLIM』と呼んでいます。

成長株に投資するのに重要なエッセンスが詰まっています。

成長株ってこれから伸びそうなぴかぴかの商品やサービスを作ってる会社に投資すればいいんですよね?

と思っていましたが、本書に書いてある投資法を読んで考えが変わりました。

企業の売上げが大事なのはもちろんですが、それ以外にも大事な点をいくつか指摘しています。

7つの要点とは

  • Current quarterly earnings 当期四半期のEPSと売上
  • Annual earnings increases 年間EPSの増加
  • Newer companies,New products,New management,New highs off properly formed bases 新企業、新製品、新経営陣、適切なベース形成からの新高値
  • Supply and demand 株式の需要と供給
  • Leader or Laggard 主導銘柄か、停滞銘柄か
  • Institutional sponsorship 機関投資家による保有
  • Market direction 株式市場の動向

の7つにに注目した投資法です。

本書を読んでいるとどれも大事なことだと気づきます。

投資を初めて日が浅い人には、機関投資家や市場の動向などを考えてない人も多いのではないでしょうか?

私もその一人でした、、、。

読んだ後に、知ってればあんな事してなかったのになと昔をふりかえることになるでしょう。(笑)

銘柄選択に必要な条件は様々あり、それぞれが重要な視点です。

おりおりに過去の例にふれながら投資法を解説してくれます。

本書の解説を読むことで、それぞれがどう相場へ影響していくのか理解のたすけになりました。

この7つの中であまり考えたことなかったなということがあれば、読んでみると気づきがあると思います。

本書からの学び

特に本書からえた学びで大きかった事は

大化け株の特徴を学ぶことで、相場とはどういうものなのか、相場で大事な事、やってはいけないことなど投資を語る上で大事なポイントを学べたこと

だと思います。

大化け株が株価上昇する原動力を知る

それは売り上げ、利益の動向ですが押さえておくべきポイントがあります。

その見方や注意点がわかります。

銘柄分析に重要なポイントを学びました。

大化け株の動きを大きな視点で捉える

大化け株にうまく乗るには市場の動向を知ることは欠かせません。

投資するにはどういった環境や、どういったタイミングに注目すればいいのか?

大所高所から見る必要があります。

相場の格言に『待つも相場』という言葉があります。

相場に大事なタイミングについても学ぶことができます。

やってはいけない損失を大きくする間違いを学べます

損切りの重要性を学べます。

投資では損をいかに小さく抑えるかが非常に重要です。

損切りと付き合っていく事を学ばなければなりません。

本書ではどうやって損失をコントロールするのか、その戦略を学べます。

まとめ

今回は『オニールの成長株発掘法』を読んでみました。

成長株の投資法は読んでみると、どんな企業が成長するのかがわかるだけではありませんでした。

同時に

  • 相場の環境や、タイミングなど企業以外の株価上昇要因

にも多く触れられていて相場の勉強にもなりました。

相場を知ることは投資をする上で今後も活きてくると思います。

相場を知る気づきを与えてくれる本でした。

非常に読んで良かった本でした。

じっちゃまの投資法を理解するためにも、投資とはどんなものなのかを学べる本書は良書でした。

  • 株価が大きく上昇する銘柄とはどんな銘柄かがわかる
  • 大化け株について学ぶ中、相場の重要な点についても学べる
  • 投資とは何かを教えてくれる本

オニールの成長株発掘法第4版 良い時も悪い時も儲かる銘柄選択をするために (ウィザードブックシリーズ) [ ウィリアム・J.オニール ]

本書の投資法ではチャートを使用します。

その意味では以前読んだ『ウォール街のランダムウォーカー』などの本の「市場はランダムでどう動くかわからない」とする考えとは異なる立ち位置の本という意味でも面白かったです。

ランダムウォーク理論を踏まえた上で、読んでみるとまた違った視点が持てて理解が深まります。

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