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退職後、Uber配達員で生活費を稼ぎ始めてからはや半年以上が過ぎました。
気づけばかなりの件数を運んできたもんです。
退職後、自由な時間に仕事ができて生活費を稼がせてもらっていたこの働き方はありがたいものでしたが、やはり不安に思うことも多々ありました。
40代で退職したねむりトラが3,000件以上の配達をこなして見えてきてUberのお仕事について記事を書いています。
この記事でわかること
• Uberに興味がある人、他の働き方に興味がある人へ
• Uberの働き方、将来性、メリット、デメリット

Uber 配達員ってなんそれ!
Uber配達員は料理を運ぶことだけに特化したお仕事です。
お客さんの注文した商品をお店に取りに行ってお客様にお届けするお仕事です。
取りに行って持っていく。
ひたすらそれを繰り返すお仕事です。
スマホアプリから配達依頼が入り、配達が終わればアプリから完了を押して配達完了です。
基本的に一人で全て完結します。
Uber配達員の収入
一件いくらの仕事です。
一件あたりの単価は距離や混み具合、所要時間でかわりますが私は500円前後になることが多いです。
注文がないと稼げません。
曜日や地域、個人差があるので一概にはいえませんが
大阪北摂をバイクで配達をした場合の実績です。
4月は238時間稼働しました。時給換算で1,484円でした。月の収入は353,079円でした。
5月は149時間30分稼働しました。時給換算1,662円でした。月の収入は248,460円でした。
五月は稼働が少なかったものの忙しい時間帯や日曜、祝日に多く回ったので単価は高くなりました。
自転車の場合だとこれより安くなると思います。
Uber配達員の待遇
個人事業主扱いになります。
ガソリン代、携帯代など費用は全て自己負担です。
個人事業主なので
扶養手当などの福利厚生はありません。
当然ボーナスもありません。
年金保険料は個人で払います。
健康保険料は個人で払います。
雇用保険はありません。なので失業給付はありません。
労災保険はありません。
Uber独自の補償制度で業務中のケガで業務不能になった場合、補償が受けられる制度があります。
住民税は個人で払います。
自営業になるので確定申告が必要になってきます。
所得税を確定申告時に個人で払います。
Uber配達員のいいところ
これですね。仕事はスマホのアプリを起動すれば開始でき、アプリを閉じればそれ以上依頼が入らなくなって終了です。
自分の好きな時に仕事ができる仕組みです。
基本的に商品をお店に取りに行って運ぶだけの仕事です。
受け渡し時以外はほぼ人と話すことがないので人間関係で悩むということはほぼないでしょう。
仕事はほぼ一人で完結します。
運ぶだけなので単純な作業です。
ノルマもありません。
お客さま対応もほとんどありません。
何かあった場合Uberが窓口として対応することがほとんどだと思います。
客層も若い方が多いようで受け渡しはスムーズです。

Uber配達員のデメリット
仕事がしたくても注文が入らないと稼げません。
最近は特にそうなのですが、注文が入る時、入らない時の差が大きくなっています。
注文が入らない時は1時間ずっと注文が入らないなんてこともあります。
理由としては
1.配達員の方が注文より多い
Uber、出前館などコロナ禍での需要を追い風に配達員確保に努めた結果配達員が増えているように思います。
なかでもUber配達員を専業としている人。
法人契約の配達員が増えたように思います。
法人契約の配達員は件数ではなく1日決められた時間働いていくらという働きか方のようです。
拘束時間が長く自由度は落ちますが専業として働くには収入が安定するようです。
Uberというよりは普通のお仕事よりの形態ですね。
一部の都市でのみ採用されていて、indeedなどで求人が出ているようです。
個人の配達員には競争が厳しくなる感じですね。
将来が不安定だなと思う理由として
1.他の人に代えが簡単にきく
Uber配達員は誰でもできる手軽な仕事です。
なので他の人の代えが簡単にできます。
実力主義の世界で他との差別化が難しく立場は不安定です。
2.収入の伸び代がない
収入は注文がどれだけ取れるかで変わってきます。
1時間で回れるのは通常2〜3件です。
1時間に5件を超えるという人も中にはいますが、距離が短い配達になるので1時間で稼げる金額に大差はありません。
それよりは途切れずに注文がどれだけ入るかが重要だと思います。
時間あたりの報酬は2,000円を少し超えたくらいがMAXくらいです。
これ以上は物理的に難しいのかなと思います。
会社員のように年々収入が伸びていくといことはありません。
3.Uberと配達員のドライな関係
会社と違い個人事業主として仕事を委託している関係なので、両者は利害のみの関係です。
今は配達員確保のため、配達員の満足度を上げる方針でUber側もがんばって動いていると思います。
ですが安心とはいかないのではないのかとも思います。
何かあったとしても直接話すことがないのでメール一つで完結するような関係です。
関係はドライです。
立場も個人で雇用関係もないので弱いです。
4.自動化が進むとロボットにとって変わられる
技術の進歩でいずれは人がしなくてもいい仕事の一つになると思います。
ただ肌感覚としては思ったよりすぐにはロボット化は難しいことなのかなと思う時もあります。
地図ひとつとっても結構ズレることが多く、天気や地形、入口の場所などで調整しないといけないことも多いように思います。
まとめ
Uber配達員の仕事は対人関係も少なく、手軽にできる仕事。自由度も高い。
一方で将来性は良いとはいえず、収入•待遇では不安定な仕事。
自由に仕事がしたい、当面の生活するだけの収入があればいいという人にはおすすめです。
副業、複業という形を目指すのであれば生活の安定も計れいい仕事だと思います。
仕事で経験を積んで成長していきたい人、これから家族を持って安定した生活と収入を得たい人にはあまり向かない仕事ではないかと思います。

マイペースに配達しながらもYouTubeを聞いて勉強もできるのでねむトラ自身は気にいっています。
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