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米国株式市場はFRBの度重なる利上げによりマーケットは年初から大きく下げ続けています。
そんな利上げの要因になっている米国のインフレ率は少しづつですがピークを見せつつあります。
いよいよ相場の反転が近いのでは?
いよいよ株の黄金時代がやってくるのでしょうか。そうなると嬉しいですね。
相場の反転する時には、それまでの相場全体の下落に押されてきた優良株が大きく上げ始めることがあります。
そこで今回はそんな相場の転換点での投資はどうすればいいのか。
何に気をつけることがあるのかを個人的に調べたことをまとめてみました。
下落相場の転換点で投資するメリットとは
長く続く下落相場で株価の評価は下落前より大きく下がっています。
逆にいうとその分の伸び代ができたということになります。
下がった分また上がれる余地があるわけですから、下落は上昇の原動力とも言えます。
注意点
大きくブームになった銘柄が株価を回復するには時間がかかると言われます。
特に大きく人気になったセクターでは、次の相場サイクルの時に再度人気になることは少ないです。
前に人気になったからと前回の人気銘柄に投資する場合は注意が必要です。
相場の転換点では大きな反発上昇が期待できます。
個別株でも市場全体が下がると、つられて下げることがあります。
4銘柄中3銘柄はそういった市場の動きにつられて株価が動くと言われています。
本来ならば上昇する力のある銘柄であっても市場の下落圧力によって上昇が抑えられています。
ひとたび相場が転換してその下落圧力がなくなると、優良な銘柄は抑えられていた分、大きく上昇する可能性があります。
次の相場を引っ張っていくような大きく上昇する銘柄はベアマーケットが終わる頃から現れてくる事が多いです。
特に相場の転換後は短期間に大きく上昇を見せることがあり、チャンスでもあります。
短期間で大きく上げる為、この期間を逃さないことも重要です。
転換点で投資することのデメリット
その相場の転換を知るのは難しいことです。
プロにもピタリと当てることは困難です。
転換点を当てに行くこと自体が不確実な投資になります。
騙しの反転にあい、資金をへらしてしまうこと
たびたびだまし上げにあうと用心深くなります。
投資を失敗する恐怖から投資タイミングを逃したり、投資をやめてしまうことがあります。
底値を狙いに行くことはリスクが高く、ギャンブルになりがちです。
相場の転換を確認できるまではポジションを小さくしておきトレンドが確認できたらポジションを徐々に大きくしていくとリスクを抑えられます。
判断材料としてフォロースルーデイを参考指標にすると相場の転換点を誤る可能性を減らすことができます。

下落相場は資金を失うリスクも高い一方、反転時には大きく値を伸ばす銘柄が現れやすい株式投資のチャンスでもある。
転換点での投資のポイント、トレンド•先導株•業績・タイミング
市場、業界、銘柄ともに上昇トレンドにある1番手銘柄を上昇タイミングで投資することです。
下落相場から抜け出て上昇トレンドにある優良な銘柄に投資できれば大きく値を伸ばす可能性があります。
転換点ではまだ相場も若いので銘柄によっては、大きく上げた後からでもまた更に上昇が見込めるものもあります。
トレンドに乗る
基本的に株価に影響を与えている大きな要因は何か?
一つには金利と業績が上げられます。
金利が7、業績が3の割合で大事だとも言われます。
金利の動向を知ることは株式市場のトレンドに大きく影響します。
転換点で捉えたい銘柄は先導株です。相場の転換点で現れることが多く、次の相場を牽引し大きく上昇していく銘柄です。
株価を上昇させる原動力の一つは予想を上回る業績です。いい決算を出してくる銘柄が狙い目です。
チャートや需給を読むことで、株価の上昇タイミング
金利が下がっていく環境、業績が上昇していく環境がある時が投資には追い風です。
現在frbは金利をグイグイと上げています。投資環境は良くありませんでした。
ですがfrbが目標にしてきたインフレの抑え込みですが、ここにきてインフレ率に下落の兆しが見え始めています。
インフレが下がり、金利が下がることになれば株には追い風になります。
下落相場も転換する可能性が高まります。
金利や景気は循環しています。
金利や景気、環境の変化により、追い風になる業界、向かい風になる業界、景気に左右されにくい業界があります。
これから追い風になりそうなセクターに注目です。

どれだけ優良な銘柄でも投資家に買われなければ株価は上がりません。
株価が上昇トレンドになっているか、上昇の初期段階であることが望ましいです。
企業自体の収益のトレンドはどうなのか
先導株に投資する
先導株とは市場を牽引する、株価が大きく上昇していく銘柄の事です。
昔のAppleやamzonなどの優良株です。
下落相場の後に現れやすく、次の相場サイクルで大きく値を伸ばすとされている銘柄です。
新しい技術や産業などから注目を集める銘柄が多く、トレンドに乗って大きく上昇します。
世間の認知度がまだ低かったり、まだ規模は小さい会社であったりもします。
相場の転換点ではこの先導株に投資をするチャンスです。
前の相場で一度大きく上昇し注目を集めたものは、次の相場で先導株になる確率は低いとされます。
業績のいい銘柄に投資する
株価を左右する原動力の一つは業績です。
予想を上回る業績を出し続ける銘柄は株価を上昇させていきます。
いい決算を出せる銘柄は判断の一つになります。
連続で決算が良かった銘柄、出し続けている銘柄がいい銘柄です。
いい決算にはアナリスト予想を上回ることも必要です。
テクニカル分析で投資タイミングを計る
チャート、出来高を読むことで、これから上昇する可能性の高いタイミングを狙って投資する投資法があります。
オニール氏やミネルヴィニ氏に代表される成長株投資法ではチャートや出来高を使ってその可能性を探ります。
特にトレンドに乗って大きく成長する銘柄を捉えることを研究したオニール氏やミネルヴィニ氏の手法はこれから相場が転換するとなると非常に参考になると思います。
代表的なチャートパターンの一つはカップウィズハンドルです。
上昇確率の高い有名なチャートパターンです。
転換点では株価の変動が大きい、リスクを抑えるポイントとは?
相場の転換点では株価の変動も大きくてその分リスクも大きいです。
決算前に投資をするのは非常にギャンブルです。
決算次第で株価は大きく上昇したり下落することが多々あります。
特に相場の転換点では値動きも激しく気をつけた方が良いと思います。
あくまで決算を確認してから、株価が上昇した後からででも投資していくのがギャンブルにならない保守的な買い方だと思います。
相場の転換点では値動きが非常に大きくなりやすいです。
簡単にロスカットに引っかかる可能性もあります。
間違った銘柄に投資すると大きく下落に巻き込まれます。
悪い決算が出れば大きく売られるリスクがあります。
個別株にはそういった大きなリスクが伴い、特に転換点から入っていこうとすると危険を伴います。
そう考えるとより安全に投資するなら指数に連動するような銘柄は保守的に相場の上昇を狙えます。
指数を丸ごと買うようなVTIのようなETFであれば個別株のような大きな値動きはなく、大きくやられることはありません。
相場が上昇するのなら、市場の平均的な株価上昇をゲットできます。
ただ指数に連動するからと言っても、歴史的な暴落や下げ相場では指数も大きく下げることはあります。
まだトレンドがしっかりしないうちは投資する金額は少なく始めるのが保守的です。
一度に大きく買うのではなく、投資対象を分散して最初は25%だけなど小さく投資を始めるとリスクを抑えられます。
トレンドが強くなるにつれて投資資金を増やしていく方法もあります。
一度に大きく投資してしまうと逆にい場合や下げトレンドに戻った場合、資金を大きく減らすリスクが高いです。
まだ不確実性の高い場面では保守的に始める方が安全です。
強さを見せている銘柄の特徴
相場の転換後に大きく上昇する可能性がある銘柄として、
全体の相場が弱い中でも強さを見せている銘柄があります。
特徴としては次のようなものがあります。
- 下落相場で市場平均が下げる中でも下げ幅が小さい、または上昇するような動きの強い銘柄
- 50日、200日移動平均が上昇トレンドで、株価は移動平均より上にある
- 相場が弱い中でも新高値に近い、または新高値の銘柄
まとめ
相場の転換点から投資をすることは大きく利益を取れる可能性があります。
方法として
- 上昇する個別株を選別して投資する方法
- 市場を丸ごと買うようなETFに投資する方法
が考えられます。
相場の転換点では大きく上昇する銘柄を発掘する事ができるチャンスでもあります。
個別株に投資する場合は市場のサイクルや業績、テクニカル分析、資金管理など知っておくべき事は多くあります。
このチャンスを大きく活かしたい人には投資を勉強するいいタイミングだと思います。
そこまでリスクを負わずに手間をかけずに利益を得たい人や投資に慣れていない人は保守的に指数に連動する商品を検討するのもいいと思います。