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前回にミネルヴィニ氏の初著書『成長株投資法』を読んでとても勉強になりました。
ミネルヴィニ氏は2021年の全米投資大会のチャンピオンです。
また自身の持つ投資情報サイトでは有料で投資を教えています。
大きく成長する株にタイミングよく投資をする彼の投資法は、高いリターンが期待できる方法です。
そんなミネルヴィニ氏の書いた2冊目の著書が『株式トレード基本と原則』です。
今回の著書では
- 投資で何をすべきで何をすべきでないか、ルール、考え方
を教えてくれます。
さらに前回の著書で紙面の都合上、説明しきれていなかった部分も載せられています。
ミネルヴィニ氏の投資法を詳しく知りたい方は前著『成長株投資法』と二冊あわせて読むのがおすすめです。
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この本の著者は、マーク•ミネルヴィニです。
本書の原題は『Think&Trade Like a Champion:The Secrets,Rules&Blunt Truths of a Stock Market Wizard』です。
2021年USインベスティング•チャンピオンシップ優勝。
優秀な投資家を特集した本『マーケットの魔術師』に掲載された投資家の1人。
SNSを利用していて、Twitterでは積極的に情報を発信されています。
米投資情報誌インベスターズビジネスデイリーで開催されるウェビナーにもたまに出演されることがあり、動画がYouTubeにアップされています。
投資家の心構え、守るべきルールを学べます
成功する投資家はどのような心構えをもつべきなのかがわかります。
また、投資家が投資をする上でやるべき事、やるべきでない事や守るべきルールを学ぶ事ができます。
おすすめ度 星5
本書では投資に対する一つの基準や行動規範、ルールを学ぶことができます。
長期にわたり投資で成功するには正しいルール、良い基準を持つことは大事な事です。
では全米投資大会一位をとった人がどういうルールを持っているのか?
投資を続けていく上で参考になる内容が多く書かれていました。
初心者おすすめ度 星3
実践的な投資の本の為、投資を初めたばかりの方には少し難しい内容です。
実際に投資をして慣れてきた方、投資についての知識のある中級者向けの本です。
正しい投資家の行動規範の一つとして、自身のトレードがどうあるべきか考える際に参考になると思います。

本書では投資家のとるべき行動、ルールが書かれています。
読んでいて、はっとさせられました。
というのも自分自身が投資の勉強をする中で抜け落ちていた部分だったからです。
こういう銘柄が上がりやすい、どういうチャートパターンの時がいいといった投資技術の勉強はしていました。
ですがもっと根本的な部分ですべきことがあることに気付かされました。
基本的に投資家がすべきことはというと何もしていなかったわけです。
株式市場で成功したければ、真っ先にプランを立てなければならない。
『株式トレード基本と原理』
例えば売買プランに関してもそうです、細かく考えてトレードをしていませんでした。
振り返ってみると、安くなったからとか勢いが良さそうだからで買った後はなんとなくで売ったり持ち続けたりしていました。
きちんとしたプラン、戦略を持っていませんでした。
結果もあまりよくなかったように思います。
ではどうすれば良いのか?
投資家のすべきこと、守るべきルールとは何か?
本書は教えてくれます。
本書で特に印象的だったのは次の文です。
株式市場で成功するための第一歩は、現実を直視することだ。そして、それは自分のトレード結果の分析から始まる。
『株式トレード 基本と原則』
トレードについての最も貴重な情報は、自身のトレードそのものにあると著者は言います。
トレードの結果の分析することで何ができるのか?
結果を分析することで何が悪かったか、よかったか、改善すべき事を知る事が出来ます。
逆に言えば、結果を分析しなければ何もわからないという事です。
これにはズシッときました。
自分自身はYouTubeや本などで投資の勉強をして、少しは投資の知識がついてきたなと思っていました。
ですが知識ばかり増えて基本的な事できていないんじゃないの?
そんな思いが頭をよぎりました。
本書ではこういった投資家が行うべき事、すべきでない事、ルールについて多くを学べます。
流石に投資の全米チャンピオンになっただけあって細かなところまで考えらています。
- 成功する投資家になろうと思えばどのような心構えが必要か
- 投資の結果を分析する大事さ、どう記録して、どう生かすのか
- トレードをする際にしておくべきこと
- 売買の基本ルール
- リスクに対する基本ルール
といったことを学ぶことが出来ます。有益です。
トレードに対する準備や、分析、結果の測定といった行動基準は手間のかかることですが、そこから得られるものは大きそうです。
本書を読む中で、投資をする上での正しい基本動作を作ることの重要性を感じました。
もう一つ本書で印象深かった事は、投資の重要なポイントとして心の持ち方を指摘していることです。
- 本当に成功しようと思う事の重要性
- 投資家の持つべき心構えとは
- 欲望と恐怖心の影響
- 投資判断の裏にある心理とは
最終章では人間行動の研究者でもある友人との対談があります。
そこではどうすれば心理面から高いパフォーマンスが上げられるかの話がされています。
本章を読むと心理面がトレードやルールを守といった事にいかに影響があるかがわかります。
そしてどう工夫すれば心理面をコントロールし良いトレードができるかも学べます。
読んでいるとトップトレーダーはこんな事にも気をつけているのかと感心します。
本書で重要な投資のルールを学びましたが、そのルールを破らないこともまた重要です。
ルールを守るのに役立つこととして、前日に起きたことを見直す方法が語られています。
客観的になって自分のやったことを振り返り、改善をしていくことです。
客観的になって自分のすべきことは何か?
何を修正しないといけないのか?
欠点に気づき改善する一つの良い方法は、振り返ることにあるように思います。
トレードの話なんですが、人生にも当てはまるような気がしますね。
思わず人生勉強ができたりするミネルヴィニ氏の投資本は読んでいて面白かったです。

今回はミネルヴィニ氏の2冊目の著書『株式トレード基本と原則』を読んでみました。
本書は「投資家がとるべき行動とは何か?」を改めて考えるいい機会になりました。
トレードプランを準備したり、投資結果を振り返ったり、といった投資家ならするべきことが自分自身出来ていない事に気づきました。
何かいい投資法を見つけようと情報収集する一方で、やるべき事は疎かになっていたように思います。
まずは自分自身でトレードプランを立てる事。
結果を振り返って改善を繰り返していく事。
その先に目標とする成功するトレードがあるのだと思いました。
常に目標や自分を振り返ることで自分がそこに向かっているのか、遠のいているのかを確認できます。
これはトレードだけでなく反省ある人生の大事さをミネルヴィニ氏の言葉から教えられた気がしました。
本書を読んだ内容をまとめると次になります。
- 投資家のとるべき心構えや避けるべきこと、ルールを学ぶことができました。
- 前著『成長株投資法』と一緒に読むとミネルヴィニ氏の投資法がより理解できます。
- 基本を作ること、自身を振り返ることの大事さを感じました。
- 投資家としての基本動作を作ろうという気持ちになりました。
投資戦略や有益なルールを作ろうと思うなら参考に読むのはおすすめです。
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