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最近ではオニール氏やミネルヴィニ氏の成長株投資法を勉強しているのですが、その中でおすすめ本として紹介されているのを発見しました。
成長株投資のレジェンドがチャートを学ぶのにおすすめされている本です。
これは当時としては時代のはるか先を行っていて、今日でもなお貴重な発見がある。チャートを利用して株式市場でパフォーマンスを上げたいと考える人がいれば、わたしはこの本を必読書リストに加えるだろう。
『株式トレード基本と原則』マーク•ミネルヴィニ
私は成長株投資にチャレンジ中なんですが、チャートパターン分析は非常に重要です。
とはいえなぜそのチャートパターンがいいのかというと、
イマイチよくわかっていなかったりしないでしょうか？
私もそんな1人です。
本書を読んで基本的なチャートの動く背景がわかり、頭の中が整理されたように思います。
よりいいパターン、悪いパターンを意識できるようになりました。
本書は半世紀以上前に発刊された本にもかかわらず、今もおすすめ本として紹介されています。
成長株投資において流れに乗る事は大事な部分です。
そんな成長株投資のレジェンドがおすすめするチャート本はどんなものなのか？
今回はそんな成長株投資のレジェンドが推薦する本書をレヴューしてみたいと思います。
- チャート分析を学びたい人
- 成長株投資に興味のある人
- 有名投資家のおすすめ本を知りたい人
著者はウィリアム•Ｌ•ジラー（William L. Jiler）です。
コモディティ•リサーチ•ヴューロー社の社長を長年務めていました。
邦題『マーケットのチャート入門 株式市場のテクニカル分析をマスターする』
原題は『how charts can help you in the stock market』です。
日本語版の出版は2022年7月に出版されました。
もともとの英語版が出版されたのは1962年です。
マーケットのチャート入門
基本とされるようなチャート分析について学べます。代表的なチャートパターンも学べます。
本書で紹介される代表的なチャートパターンには以下があります。
•ヘッド•アンド•ショルダー
•ダブルトップ、ダブルボトム
•ラインとソーサー（カップ•ウィズ•ハンドルなど）
•V字トップ、V字ボトム
•コイル（トライアングル）など
実際の相場でどのような動きがあるかを実例とともに学べます。
各チャートパターンの説明の最後に実際のチャート図がいくつか載っています。
1962年のチャートですが、今もそのチャートを動かす原理は変わらないように思います。
チャート分析の基礎、代表的なチャートの基本となる考えが学べます。
今も色褪せないスタンダードなチャート分析が習得できます。読みやすいです。
内容的には入門書ということでそこまで専門的ではなく、少し古い内容もあるということで評価は星4です。
タイトルにもあるようにチャート入門書として良い本です。
代表的なチャートや基本となる考えを知ることができます。評価は星4です。
基本となる考えをしっかり解説しているからこそ、本書は今もな読み続けられている本ではないでしょうか。
本書が出版されたのは1962年です。
今から半世紀以上前の本です。
引用するチャートも1962年のものです。
ですが、そのチャート分析を見ていると今なおその動きや形成の過程は変わらないんだなと感じさせられます。
本書では基本的な株価の動きやパターン、その動きの背景にあるなぜを解説してくれます。
チャートがなぜ上昇した後に下落するのか
チャートパターンが示す意味や過去の動きから何に注意するのかなど
本書の解説を読んでいるとなぜチャートが動くのか、その背景が見えてきます。
チャートは人が作り出すもので、昔と今も変わらないものがあるなと思いました。
本書では基本的なチャートの分析やチャートパターンの解説、そしてその背景に何があるのかを教えてくれます。
入門書として基本から一つ一つわかりやすいように書いてあります。
チャートを学んだことがある人には少しくどいところはあるかもしれませんが
チャート分析についてキッチリと基本から学べます。
トレンドとは
抵抗線とはなど
一つ一つを基本から学べます。
本書を読んでいて基本ではありますが、知らないこともありました。
おかげで改めてチャートについてしっかりした知識を学ぶことができました。
ミネルヴィニ氏のようなレジェンドがおすすめする本です。
そんな本書はチャート分析の基本をしっかり学べる良書です。
本自体は古い本なので当時とのギャップを感じる箇所はありました。
チャートツールの話では時代の違いを感じたり
そういった点で違和感はあったもののチャートの解説自体は今でも役立つ内容であり、良い本でした。
チャート分析の正確さが増せば、成長株投資の成功率をアップさせることができます。
ミネルヴィニ氏、オニール氏のチャート分析にも影響を与えている本書。
彼らの投資法を理解するために読むとより値動きについての捉え方を理解する事ができます。
成長株投資法では代表的なカップウィズハンドルやダブルボトムなどいくつかのチャートパターンが紹介されます。
本書ではそういった値動きの解説もあり、チャート分析の勉強になりました。
ミネルヴィニ氏やオニール氏の投資法ではチャート分析は重要な部分です。
その投資法の基本の流れにあるチャート分析方法を知ることで、成長株投資法の理解が深まると思います。
ということで今回は成長株投資のレジェンド推薦のチャート分析本『マーケットのチャート入門』を読んでみました。
レンジェンド推薦の本なので難しい本なのかなとも思っていたのですが、
内容もわかりやすく字も大きめで、意外と読みやすい本でした。
感想を一言で言うと
- 基本的なチャート分析についてキッチリと教えてくれる本
でした。
多すぎず、少なすぎず
基本を抑えた解説です。
折に触れては見返すのにいい内容だと思いました。
チャート分析のおともに持っていると役立つ本に思います。
ということで昔から読み継がれ、今も評価の高い本書はチャート分析の基礎を学ぶにはとても良い本でした。
