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退職金運用をどうするべきかYouTubeをみながら日々勉強中です。
2020年コロナ後の相場は金融緩和の影響もあり株価は上がりやすい状況でしたが、その時期も過ぎてしまいました。
昨今では世界最大のマーケットである米国の金融緩和縮小の動きも出てきて相場はギクシャクしています。
退職金の運用は慎重にいきたいところですね。
ということで今回は40代退職者の資金運用で気をつけたい事をまとめてみました。
1.そもそも退職金は何の為にあるのか
そもそも退職金は何のためにあるのか。
歴史を振り返ってみると、もともとは江戸時代にお店で長く働いていた人が独立してのれん分けしてもらうのが始まりだと言われています。
のれん分けがいつか長年働いた人への報奨金へとかわり
失業保険の代わりのように
退職後の生活費の保障の仕組みとしてとりいれられたりしながら、
現在では
①長年の勤務への報奨
②後払い分としての給与
③老後の生活保障としての意味合い
が強くなってきているのが現状ではないかと思います。
ちなみにアメリカには退職金制度はなく代わりに401kなどの年金を積立てたりしています。
世界の国々をみてみると退職金制度がないところも意外に多いようです。
2.60代の定年退職金との違い
定年時に受け取る退職金は、老後の生活費として役立てることができます。
老後の生活費の準備がしっかりある人なら
その退職金を長年働いてきた自分へのご褒美として自由に使うことも可能です。
そう考えると40代で受け取った退職金は
本来定年した時に受け取る予定で積立している退職金を途中で受け取ったに過ぎません。
40代で退職金を受け取ったからといって使ってしまっては老後の働けなくなった時に老後の生活費がたりず困る可能性があります。
一方で、若いうちに大きいお金を手にする事ができますので、
- 自分に投資したり
- 新しいビジネスを始めたり
- うまく使う事で他の可能性にチャレンジすることもできます
まずは退職金を将来のことも考えて、老後の為に残すのか、今使うのかなどを一度検討した上で配分を決め、用途によって運用をしていく必要があると思います。
3.退職金の運用で気をつけたい事
退職金が老後の生活費の保障の意味合いも多分にあることから、老後の資金として運用する場合に気をつけたいことを考えたいと思います。
一括で投資しないで分散投資
大きい金額なので一度に投資をして失敗するとダメージが大きいです。
ここはタイミングを分けて投資したり、投資対象をいくつかに分けて投資したりすることでより安全に投資を行う事ができます。
投資するなら日にち、期間を何回かに分けて投資する。
投資対象はセクター、国、商品、通貨などを変えて。
または分散の効いたETF、投資信託などに投資するのが一つの方法です。
分散投資はリスクを下げてくれます。
長期でみて有利なところで勝負する
投資にはサイクルというものが存在します。
いい投資対象に思えても安くなったり高くなったりをくりかえしています。
たまたま暴落に巻き込まれたりすることもあります。
短期ではそういった変動があるものの長期的にみれば成長していく産業や企業の株価は上がっていきます。
短期の利益を狙うことは非常に難しいことです。
短期の利益を狙うのではなく長期での利益を考えて投資する方が遥かに簡単で確実です。
一例ですが将来も成長が期待できる場所として米国が考えられます。
短期では今ギクシャクしていますが長期的にみれば人口も増えていきます、2019年の人口は3億2,906万人でした。
2019年の国連の世界人口予測では米国の人口は2050年には3億7,942万人の予想です。
人口の増加は経済成長に密接に関係しています。
また世界を代表するような技術も生まれやすい場所です。
長期でみてポテンシャルの高い場所だといえると思います。
リスクの低い商品に投資する
金額の大きい運用になります。
ですので大きく失敗してしまうと老後の生活に支障がでてしまう可能性があります。
またリスクの高い値動きが激しい投資は株価の動きがいちいち気になってしまいストレスを抱えることにもなります。
一旦大きい下落が入ったら怖くて手放してしまい、その後株価が上昇していくなんていうのはよくある事です。
マーケットの動きに翻弄されないように値動きの優しい安全運転の投資がいいと思います。
投資に慣れてきたらコアサテライト戦略もいいと思います。
コアサテライト戦略とは投資の大部分(コア)をローリスクな商品にして一部現在の相場の中で値上がりが期待できるもの(サテライト)をリスクをとって取りに行く作戦です。
リスクを抑えつつ、相場のチャンスをとりにいき利益を伸ばす方法です。
①分散投資でリスクを抑える
②長期目線での運用
③退職金投資はリスクを抑えて安全運転
米国株中心に運用をしています。
旅行株、オイル関連株を中心に投資中。
現金比率は50%ほどになっています。
相場環境として2022年はFRBの利上げが意識されているので株に対しては厳しい環境になっています。
特にハイパーグロース株などの成長期待が高かった銘柄には注意しています。
コロナ後の需要回復を見込んで長期保有で旅行関連株を仕込んでいます。
1月のパフォーマンスは+0.6%でした。
ほぼ横ばいの状況でしたが今は無理せずに相場についていければOKくらいに考えています。