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米国株の大御所!じっちゃまこと広瀬隆雄さんの今年の相場観をYouTubeで学んでみた【2022年2月10日】

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米国株のYouTubeを発信されている広瀬隆雄さんは、いつもすごく勉強になる話しをされていて、今ままでの人生経験の中から語られる話しは目の覚めるような、時にはグッとくる、痛いとこつくな〜という鋭い意見を述べれられていて、畏敬の念を抱かずにはいられない稀有な方です。とてもありがたくお話しを伺っているYouTuberさんです。

もちろん投資に関してもすごくキレキレで、まずこの人の話しを聞いておかないと投資の話はできないレベルでスゴいと思っています。そんな大御所じっちゃまさんの今年の相場観はどんなものなのかをYouTubeで学んでみました。

まず知らない方の為に、簡単なじっちゃまのプロフィールなんですが。1959年、広島生まれ。慶応義塾大大学法学部を卒業後、日本の企業に就職するも、ラッキーになれる場所を探して米国の証券会社へ転職(SGウォーバーグ証券、H&Q証券)その後ご自身の投資顧問会社を設立。現在はアメリカのフロリダに奥さんと2人暮らし。証券会社への講演や執筆などされています。TwitterやYouTubeなども精力的に発信されており、YouTubeの登録者数12万人、Twitterのフォロワー25万人を超えています。いかに注目されているかがわかりますね。最近は、日本語を学ぶ外国の方がライブ配信をしているおむすびチャンネルに参加して楽しんでおられます。

そんなじっちゃまの最近の相場について学んでみました

  1. 大局的な景気のトレンド
  2. 2022年の相場について
  3. 現在の相場観
  4. じっちゃま注目の投資先
  5. まとめとじっちゃま名言

▫️1.大局的な景気のトレンド

2020年から米国の景気は拡大局面に入っている。景気拡大は8〜10年続くことが多く、景気拡大局面はまだ始まったばかり。2022年はFRBによる利上げがある為、株価は足踏みする局面があっても一過性のこと。また2023年頃から買っていける相場になる。

FRBとは

Federal Reserve Boardの略。 連邦準備制度理事会。金融政策を決定、実施する米国の中央銀行にあたる組織。

▫️2.2022年度の相場について

 •FRBによる金融緩和縮小、政策金利の引上げが予定されており株価にはマイナス。景気は良いものの影響を受けて今年の相場は厳しい。株式市場全体としての2022年のパフォーマンスはプラスマイナスゼロを予想。マイナスもありえる。

 •株式市場全体では環境は厳しいものの、割安に放置されている個別株が多くある。その上昇をとることで市場全体のパフォーマンスよりも良いパフォーマンスをとることができる。今年は個別株の年。

 •大負けするリスクの大きい環境。

 •一旦利上げした後に相場が落ち着いて徐々に上がっていくようなら、その時は買っていってもいいかもしれない。

▫️2022年の厳しい点

 •FRBによる金融緩和の縮小、利上げの影響(マルチプルコントラクション、金融相場から業績相場への移行)

•これまでに誰一人経験したことのない状況になっている。インフレ率7%に対して、政策金利0〜0.25%

 •コロナ禍で恩恵を受けた銘柄に反動で揺り戻しがくることが考えられる。

一例としては2000年問題の時に、各社対応のために設備投資を急いだが2000年以降設備投資が一気に減少に転じ、それまで恩恵を受けて好調だった銘柄の株価が一気に下落していった。同じようなことが起きている。

マルチプルコントラクションとは

株価収益率( PER)が低下する状況。すごく大雑把にイメージを説明すると、PERとは会社の一年の稼ぎの何倍が株価になっているかを表している。20倍であれば20年でもとがとれる株価ということ。市場が高い倍率でも買いたいと思っていたのが、高い倍率では買われなくなっていく状況。

▫️2022年のアノマリー(経験的に起きやすいとされる出来事)

•一月のパフォーマンスがマイナスに終わった年は、過去84.5%の確率で年間のパフォーマンスがマイナスに終わっている。米国の代表的な株価指数であるS&P500の2022年の1月のパフォーマンスは5.26%のマイナスでした。

•2022年に中間選挙がある。今回のように大統領の政党が変わった時の中間選挙がある年は相場がぐずぐずすることが多い。

景気自体は悪くないものの、金融引き締めの影響で2022年の株価全体は足踏み状態になる予想、一方で割安な個別株が多い

▫️3.現在の相場観

 •強気でも弱気でもない。一番悪い時はすぎたかもしれないが急いで相場に戻ってあまり儲かるよな相場ではない。

 •楽観視していない。例年2月は相場が弱い、3月には利上げも控えている。

▫️投資方針

 •キャピタルプロテクション。資産のマイナスリスクを抑えることにフォーカスした投資。勝率の高いところで乗って、危なくなりそうならすぐに降りる。リスクの小さい場所で戦う。今は相場環境が極めて厳しい。

【投資対象】

  •インフレに強い銘柄(石油、素材、農業関連)

  •低PER銘柄(PER20倍以下の銘柄。 市場平均が21倍くらい、PER18〜20倍くらいがいい。低すぎる企業には問題のある企業もある。)

•地味な大型株

•割安な個別株をトレード

  相場環境は厳しい。早のり早おりの投資スタイル。ブレイクアウトしたばかりの銘柄に乗る。

ブレイクアウト

チャートが、過去のレンジの上値や下値を越えていくこと。ブレイクアウト後、チャートが上昇、下落することが多い

【タイミング】

  •ブレイクアウトしたばかりの銘柄

  •新値を取っている銘柄

【危険な投資対象】

PERの高い銘柄、EPSがない銘柄、若い企業。グロース株。金利上昇局面では遠い将来に花開くようなストーリーの銘柄は危険。夢、技術、最新鋭は危険な言葉。大幅にさっぴいて考える必要がある。

ブルトラップにご注意!

ブルトラップとは下落の後に現れる一時的な株価上昇です。天井圏をすぎて下落相場の初期に現れやすいだまし上げです。下落相場では下落が続いたあと急に株価が持ち直すことがあります。そこでもう大丈夫だ、相場は持ち直したと思い飛び乗るとまたすぐ下落をしていくということがあります。その繰り返しで相場は下落していきます。

▫️4.じっちゃま注目の投資先

  •石油株関連銘柄

  •セクター自体が割安に放置されている。今新値をとっている。

インフレの恩恵を受けれる。 今後の原油の需給は厳しく、原油価格は上昇が期待できる。長期的にもまだまだ割安で上昇の余地がある。

  • 55年周期のコモディティサイクルがある。それによれば上昇局面はまだ始まったところ。

5.まとめ

▫️厳しい相場環境ではあるが、割安に放置されてきた低PER銘柄、インフレに強い銘柄などに注目。下落リスクを考慮して、早のり早降りを心がける。グロースなどの高PER銘柄は下落リスクが高いので注意。

とういことで今回はじっちゃまさんの相場観をまとめてみました。相場の分析もそうですが、じっちゃまさんのマインドは勉強になることが多く、人生に対する考え方や仕事に対する考え方など非常に勉強になることが多いです。ご興味ある方はYouTubeやTwitterなど見てみると勉強になっていいと思います。今後もじっちゃまから勉強をつづけていきたいと思います。ではでは、またいきまーす。最後にじっちゃま名言を。

【人生に勝つための正しい態度、気持ちの持ち方について要約】

“人生で周到な計画が狂うのは日常茶飯事。ハプニングはつきもの。その計画が狂った時、どう立ち回るかで成功する人間かどうかが決まってくる。絶望のどん底でも希望を持って生きればラッキーでない人生をラッキーに変えることができる。逆境は自分が試されていると思うこと。つまり『挑戦』だ。自分の持っているものが無価値になる時がくる、その時は裸一貫でゼロからスタートするしかない、つまり『冒険』だ。

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