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今回は退職金の使い道についての第二弾です。退職金で働き方改革について考えてみました。
退職金を貯金せずに使った場合を考えてみると、まとまったお金なので当然のことながら、それを利用して普段できないような事もできてしまいます。
使いようによっては『生き方を考え直すための軍資金』として利用することもできるわけで、生き方をぐるっとかえるチャンスとしての側面もあのではないでしょうか。
ということで今回は退職金を『生き方を考え直すための軍資金』とした場合どうなのか、今現在感じている事を書いていこうと思います。
退職金で生き方を見直すチャンスと考える理由
40才で退職した場合に、退職金が入ってくることでお金と、無職になったことで時間が手に入ります。そして
40代なのでまだ今のところ元気もあります。
いまならライフスタイルを自分の価値観にあった生活に組み直す、そんなことが出来るんじゃないかと思っています。
一番の大きなポイントだと思うのは
まったく新しい仕事にチャレンジするチャンスがある
ということです。
時間とお金があれば、あらたにスキルを身につけて自分の価値観にあった仕事を探すこともできます。
また、自分の適正にあった仕事を社会人としての経験を積んだのちに探せば、自分自身の事もある程度わかっているわけですから、自分に合った仕事に出会える可能性は高いのではないかと思います。
その為の準備をする時間とお金があればなおのことです。
自由に出来る仕事がしたいなら、自営業やフリーランスでできるIT関連の仕事をさがしてもいいでしょうし。熱い思いがあるなら興味のある道で生計をたてる方法を模索してもいいと思います。
専門学校に通って資格をとって自立を目指したり、退職金に余裕があるならそれを活用して新しい生活スタイルにチャレンジするのもいいと思います。
とはいえ学校に通ったりするのはそれなりのお金がかかりますし、退職金があるとはいえそれだけではこころもとないと思います。副業や公的支援制度をうまく活用して費用を補っていくことも考えておくと良いと思います。
学び直しはどれくらいのお金が必要か？
例えば高いところで考えれば医療系の専門学校なんかだと3年間、学費が400万とすれば
生活費が25万円として計算すると
250,000×36ヶ月＝9,000,000
生活費だけで900万円します、学費と合わせれば1300万円。そこにもろもろの季節性の支出やイベントごとの出費が加わればとんでもない額になります。これだけかかると退職金だけでは厳しいですよね。
学校に通いながらも何か仕事をしたほうが良さそうです。
いまはやりのウーバーで月15万稼いだとすれば
150,000×36ヶ月＝5,400,000
540万円は稼ぐことができます。それでも750万円近い持ち出しになりますね。
雇用保険の雇用訓練給付金の制度を活用するとどうでしょうか
雇用保険加入期間がある人は一定の条件があえば専門実践教育訓練給付金をうけることが可能です。
この制度を使える人は学費の最大70%が支給される制度で
①雇用保険に3年以上加入していること（初めて受ける場合は2年以上）
②離職者は離職日の翌日以降1年以内に受講が開始されること
③厚生労働大臣の指定する講座を受講する
などの条件がありますが、3年通う学校の場合は支給上限額で最大168万円が支給されます。(70%支給ですが上限があります)※2021年7月時点の内容、細かい条件があるので詳しく知りたい方は下記のリンクを参照してください。
168万円が支給されたとすれば持ち出しは600万円くらいになります。
これでもまだ大きい額の持ち出しにはなりますが、費用が退職金でまかなえるようであれば人によっては人生を変えるチャレンジができそうだなとも思います。
あくまで一例ですので、生活費の部分が特に大きいのでそこをどうするかで大きく試算はかわってきそうです。
収入を増やすために共働きをする、仕事をもう少し多く入れる、生活費を見直す。など工夫は必要ですが生活スタイルを変えるにはいいタイミングになりそうです。ただし十分計画して余裕をもった資金計画でのぞむ事が必要です。奨学金を使うことも一案ですが返済の時のことも考えて計画的に。
資格をとったところで収入は以前のようにはもらえないかもしれませんが、自分のライフスタイルにあった生活と食いっぱぐれのないスキルを持てれば先行きの不透明な社会でも乗り越えていける力になるかもしれません。何より仕事のストレスが少ない仕事につければ生活の質も上がりそうだと思います。
いま、ねむトラが仕事に求めるもの
私自身としては、
- 自分のペースである程度仕事ができること
- 一生涯の食べていけるスキルを身につけること
- 自分の価値観に沿った仕事が出来ること
そいった仕事をしたいという思いもあり、通常は自分の仕事で培ったスキルをもとに転職を考えたりするのでしょうが、私自身は何か専門的な資格をとってまったく新しい仕事にチャレンジするのも一つの案として可能性を感じています。それが自分の価値観にあうものであれば、チャレンジしてみる価値はあると思っています。あとはその間の生活費をどうまかなうか、ですがそれはまだ手探り中なので後日書いていきたいと思います。
教育訓練給付金について興味のある方は下にリンクを貼っておきますのでよければご参考に
教育訓練給付金について厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html
教育訓練給付の指定講座
https://www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku/SCM/SCM101Scr02X/SCM101Scr02XInit.form
